野菜が嫌いなのは誰の責任? 子どもの「初めて」をおいしくする野菜とは
うちの子供はとにかく野菜が嫌いで、何を食べさせようとしても残してしまうということがよくありました。学校の三者面談でも、給食でトマトやにんじんをよく残してしまうということを指摘されてしまい、何か対策をしないといけないなと主婦ながらに考え始めました..
野菜嫌いは誰の責任・・?
野菜が嫌いな理由を真剣に考える、
私も夫も野菜をよく食べるので、どうしてその子どもが野菜嫌いになってしまったのだろうと不思議なところがありましたが、そもそもおいしくないものであるという印象をつけてしまったのは自分かもしれません。
考えれば考えるほど、初めて食べた時においしいという印象をしっかりとつけてあげられなかったのが問題なのだろうと、後悔していくようになりました。
しかし、後悔ばかりしていても仕方がないので、夫と相談して有機野菜の市場に子どもと一緒に旅行に出かけることにしました。そこで新鮮な野菜を食べさせて、本当に美味しい野菜の味を子どもに知ってもらおうと思ったのです。
わが子は野菜が嫌いなわけではなっかった!
旅行に行くというので子どもも喜んではしゃいでいましたが、市場に行くとその活気でますます元気いっぱいになりました。野菜が嫌いとはいえ、すべての野菜が嫌いだというわけではないので色々な野菜が並んでいる市場の様子は子どもにとっては魅力的なものだったようです。
はしゃいでいる子どもを見て市場の人たちも親切に接してくれて、色々な野菜の説明をしてくれていました。そしてあるお店に立ち寄ったとき、試しに食べてみるかというのでスティックセロリを分けてくれました。
うちではセロリは全く食べなかったので子どもにとっては初の体験であり、気兼ねなく食べてみてくれました。そして、そのおいしさに喜んで何本も食べてお店の人を苦笑いさせてしまうほどだったのです。
子供が喜んでくれることが何より嬉しい
そんなことを繰り返しながら有機野菜の市場を巡っていたところ、赤や黄色の野菜だけを取り扱っているお店がありました。さすがにそのお店からは足を遠ざけそうだったのですが、そのお店の方が手招きをしてくれたので子供も行かざるをえない状況になりました。
赤や黄色の野菜というのはトマトであり、うちの子どもが最も嫌いとしている野菜だったものです。そこでお店の人が黄色いプチトマトを渡してくれたのですが、フルーツトマトの一種でとても甘くて大人はフルーツのようにして食べられるものでした。
子どもは食べるのをしばらく躊躇していたものの、驚くべきことが起こりました。食べた途端に顔色を変えてもう一つ食べたいと言ったのです。
結局10個近く食べてしまったのでさすがにお代をお支払いして、ついでに持ち帰りにケースいっぱいのトマトを買ってしまいました。有機栽培されたフルーツトマトの洗練された甘みと風味は、子どもの味覚にもしっかりと訴えかけてトマトの印象を変えてしまったのです。
それ以後は他の野菜に対しても印象が変わったようで、トマトもニンジンも学校で残すこともなく三者面談で指摘されることもなくなりました。それ以来、うちでは野菜といえば有機野菜を利用して料理に使うようにしています。
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