半信半疑の有機野菜、子どもたちがこんなに喜ぶなんて！

我が家の子どもたちは幼いころから野菜嫌いでした。私は野菜が好きなほうでしたので、毎日の食卓にはどちらかというと野菜中心のメニューでしたが、どんなに工夫を凝らしても子どもたちは野菜のメニューのものは残すことが多かったのです..

子どもたちにはかわいそうな思いをさせていた・・

子どもたちは本当に味に敏感

時には、ハンバーグやロールキャベツにフードプロセッサーで細かくした野菜をひき肉と一緒に混ぜることもしました。でも、子どもたち曰く、野菜独特のにおいがして「いつもと違う」らしいのです。幸い給食に関しては、周りの子供の目もあるのか野菜のメニューでも残さずに食べているようですが、朝食と夕食では野菜を食べないので栄養面でとても心配でした。

野菜には様々なビタミン類が多く含まれており、免疫力向上にも役立ちます。それに、成長期の子供たちには必要な栄養素ばかりです。どうにかできないものかとママ友や知人などに相談したところ、「有機野菜に変えてみたらどう？」と提案をしてくれる方がいました。

なんでも有機野菜は通常の野菜と違い、とても美味しいのだそうで「一度食べてみたら、ほかの野菜は食べられなくなるよ」と言われました。

考えてみると、子供たちの野菜嫌いの一番の理由は「野菜がまずい」ことにありました。「野菜がおいしい」と感じてくれたらもしかしたら食べてくれるかもしれないと感じ、思い切って有機野菜のお試し宅配を注文してみました。

自分自身もそこまでとは期待していなかったけど、

宅配された野菜たちは、どれも一般的なスーパーで見る野菜よりもいきいきとしていて色も濃く感じました。ニンジンは土付きで葉もついていました。そんなニンジンの姿を見たのは私でも初めてでした。そこで、子ども供たちにも料理する前に食材を見てもらうことに。

子どもたちの反応も、思った通りスーパーで見かけるものとの違いを感じていたようです。メニューをどうするか迷ったのですが、せっかくの有機野菜なので素材生かした味を感じてほしいと思い、ニンジンはスティックにし、マヨネーズにゆで卵を混ぜた自家製のタルタルソースつけて食べるように。じゃがいもは蒸かしてバターを添えました。

内心では「こんなダイレクトな野菜メニューは食べてくれないかも」と思いながら食卓を眺めていると、案の定、子どもたちから「え～無理だよ」との言葉が出てきました。「だまされたと思って一回食べてみて」と半分頼み込むようにお願いすると、仕方なく口に入れたのですが、その直後に「おいしい。すごく甘くておいしい」との言葉が二人続けて出てきました。