有機野菜で超健康的な食卓へ

昔は実家のある田舎でどこでもおいしい野菜が手に入って、いつでも手軽に買うことができたのに、最近はなかなかしっかり味のある野菜を見かけなくなりました..

最近、野菜の味が変わってきた・・？

特に気になるのは外国産の野菜が増えたことで、値段は安くて見た目もきれいだけどどんな方法で栽培しているのか、農薬はどれくらい使っているのか、畑のある環境は大気汚染や土壌汚染などに配慮して考えられているのかなどたくさんの疑問が残ります。

毎日食べるものだからなるべく安全なものを選びたくて、国産のおいしい野菜を探しているときに有機栽培の野菜と出会いました。スーパーの野菜売り場にはオーガニックのコーナーがあって、有機野菜というラベルでいろいろな商品が並んでいます。

生産している農家の写真がついていたり、生産者の名前が書かれていたりするのでどこで誰が作ったものなのかはっきり分かって安心です。見た目もまだ土が付いていたり、根や葉を落とさずに自然の状態で売っているものが多くて昔の野菜を思い出します。

特に葉付きのニンジンは色がきれいで、絵本で見るような見た目なので子どもが喜んで自分から「これが欲しい」と言いだしました。

色とりどりのトマトや種類の違うサラダ類など目で見て美しい野菜がたくさんあるので選ぶのも楽しくて、今まで野菜売り場に興味がなくてお菓子コーナーばかり気にしていた子どもが進んで野菜を選ぶようになったのも嬉しいです。

有機野菜は昔の野菜のような濃い味がして、素材本来の持つ甘みや苦みなどをはっきり感じられるのが気に入っています。特にスティックやサラダとしてそのまま食べたいときには、外国産の野菜とは全く違うおいしさを実感できます。

ドレッシングやマヨネーズを使わなくてもそのままでおいしくて、おやつ代わりにも食べられるくらいです。煮物や野菜炒めでも、火を通すとさらに甘みが増して、歯ごたえもしっかりしているので食べ応えがあります。

普通の野菜や果物は残留農薬が気になるので皮を厚めにむいていましたが、有機栽培のものは安全なので皮付きで使えるものはそのまま使っています。食物繊維が摂れるし、ビタミンやミネラルは皮と身の間にたくさん含まれていると聞いたので無駄なく全部食べられて健康的です。

野菜を使った料理をする回数も今までより増えて、和食だけでなく洋食や中華などいろいろなメニューに挑戦するようになりました。

また、季節ごとに旬の素材を選ぶようにして、夏はトマトやきゅうりがおいしいのでサラダをたくさん作ったり、冬は根菜をたっぷり使った鍋料理や煮込み料理など、昔のように季節の味を楽しむことを心がけています。

外食のときでも、メニューにオーガニック素材を使ったものがあれば優先して選ぶようになりました。

有機野菜のおかげで食卓が健康的になり、食の安全性にも配慮して買い物ができるようになりました。家族も喜んで食べてくれるし、何より味がおいしいので食事が楽しみになったのでこれからも積極的に使いたいです。