出会い系サイトって良い印象ありますか? じっくり本質を考えてみる
出会い系サイトと聞いていまず思い浮かぶ言葉は「いかがわしい」「公序良俗に反する」などではないでしょうか。これまでのインターネットの歴史の中で、出会い系サイトはすっかり「良くない」印象が定着してきました。
また、スマートフォンの普及などで若年層が事件に巻き込まれたり、いわゆるサクラが横行し詐欺的なサービスという負のレッテルも大きな理由でしょう。
しかし、こういった良くない印象があるにも関わらず、出会い系サイトは下火になるどころか今では大手企業が運営しているサイトがほとんどです。
「自分とはあまり関係がない」かもしれませんが、確実にインターネットで出会いを求めるニーズは存在し、必要とされているのです。
そのため、逆に今運営されている出会い系サイトというのは、これまでの負のイメージを払拭した企業努力により成り立っているといっても過言ではありません。
つまり、「サクラを排除」「年齢制限を設け18歳未満は利用禁止」「きちんとマッチングするシステムを構築する」「サポート態勢の強化」などサービスをより良くするための努力の上に継続して運営されているのです。
もちろん、企業がビジネスとして行うわけなので、どこかに利用料や課金のシステムが発生することも当たり前です。明確にビジネスモデルを表に明示しているサイトほど安心できると言えます。
出会い系サイトのイメージが良くなることはないでしょう
しかしながら、こういった企業努力やサービス向上がありながらも、テレビやメディアはもちろん「出会い系サイト」を好意的に取り上げることはありません。それは今まで作り上げたメディアの印象を自ら壊すことにもなりますし、やはり肯定的に扱えない空気もあるでしょう。
マイクロソフトが運営に絡むマッチコムや、Yahoo! Japanの運営するヤフーパートナーであったとしても、テレビの中でもはなかなかお勧めしづらいでしょう。
ハッピーメールなども、一般的にはあまり聞かないサイトかもしれませんが、とにかく運営体制がしっかりしていて問題のある投稿やおかしな登録などはすぐに対応されます。サービスを利用する上で、まず何が重要かを理解している運営体制です。
いまのインターネット・スマホの普及時代、出会いを求めようと思えばTwitterでも、Facebookでもいろいろアプローチの方法はあります。これも言い換えれば出会いのキッカケとなる仕組みです。
人と人が存在する以上出会いを求めるニーズはなくなりません。出会い系サイトは、いかに健全にきちんとニーズに応えていけるが大切だと思います。