無理にお野菜を食べさせようとしていた自分に反省、わが家では魔法の有機野菜

恥ずかしながら４歳だった我が子は食わず嫌い、野菜嫌いの激しい子どもでした。少しでも野菜が入っていようものならお口の中で選別してペッとだしてしまうほどでした..

子どもに無理にお野菜を食べさせようとしていた自分に反省・・

興味を持てば全てが変わる！？

どうやったら野菜を食べてもらえるのだろうかと試行錯誤し、野菜の存在に気づかれないように調理を工夫するのが本当に大変な日々でした。そんな彼が、ある日を境に野菜を積極的に食べられるようになったのです。

成長といったらそれまでなのかもしれませんが、野菜を食べることは好きではないのに、最初は「おおきなかぶ」の絵本から、その後は図鑑などでどうやって野菜や果物は実るのか、収穫するのか、など「野菜」自体に興味を持ち始め、その話を母にしたところ親戚で作っている有機野菜の収穫を手伝う機会を得たのです。

有機野菜の役割とは、

それほど大きな畑ではありませんでしたが冬の畑では大根、ほうれん草、白菜、ニンジン、ネギを収穫させてもらいました。またお手伝いをする中で有機栽培についても少しだけですが知ることができました。

なんとなく有機栽培やオーガニック野菜ってオシャレだし体にいいのだろうなくらいにしか考えていなかったのですが、通常の栽培に比べると制限も多く管理も大変なこと、それでも安全な野菜を届けたい、とのことを嬉しそうに話してくれた時にハッとしました。自分がどれほど食に関心がなかったかを気付かせてくれた気がしました。

息子はなかなか抜けなかった立派な大根をずっと大事そうに抱えて家路についた後、料理する時まで興味深々で隣で眺めていました。

自分で収穫した野菜は格別に美味しいく感じたのか、今まで口にしたことがなかった大根のスープ、ほうれん草のバターソテーなどパクパク食べてびっくりしたのを覚えています。主人と私はバーニャカウダでいただきましたが、採りたてのみずみずしいお野菜が本当に美味しくて感動してしまいました。一つ一つの味もしっかり感じることができ大満足の夕食でした。