有機野菜とは田舎のばあちゃんの味

ばあちゃんのトウモロコシ

田舎から上京して一人暮らしを始めたら、3年後に体を壊してしまいました。最初はストレスとかかなと思っていましたが、よくよく考えると野菜不足も思い当たりました..

都会暮らしは環境のせい?

昔は当たり前だったおいしい野菜たち

私の実家では祖母が無農薬で育てた、虫が葉っぱを食べた穴だらけの野菜が、毎食たくさん食卓に調理されて並んでいてそれを当たり前のように食べていました。

一人暮らしを始めて自炊を始めたのですが、激安スーパーで購入するどこの産地かわからない野菜はなぜか味気なく、旬を感じられない野菜の数々に自然と手が出なくなりました。

それでも野菜を摂らなければとコンビニで購入するサラダも、ドレッシングをバシャバシャかけなければ食べられないような味と食感で、義務的な感じで胃の中に流し込むという感じでした。

一人暮らしを始めた私を心配して祖母が定期的に野菜を送ってくれていたのですが、足を悪くしてしまい畑仕事から引退してしまったのを機に、野菜の美味しさを忘れてしまっていた自分がいました。

そんな話を電話越しに母にすると、有機野菜をすすめてくれました。有機野菜が何なのか全く知らなかったのですが、とにかくばあちゃんの味がするかもしれないから食べてみろと言われ、スーパーに購入しに行きました。

スーパーの野菜コーナーの一角に有機野菜コーナーが設けられ、野菜が並んでいました。その中からすごく美味しそうなレタスとトマト、トウモロコシを購入してみました。

体が、頭が覚えていたお野菜の味

なぜかは分かりませんが、家に帰ってかぶりつきたい衝動に駆られたのです。実際に自宅に帰ってトマトを食べた瞬間、ばあちゃんの顔が思い出されました。なんか綺麗なんですが土の香りがするというか、トマトの茎からとって食べた時の独特のトマトの香りが口いっぱいに広がったのですごくホッとしました。

レタスは生でバリバリシャキシャキ食べましたが、不思議と昔はマヨネーズがないと食べられなかったのですが、なんてみずみずしくて美味しいんだと思えるくらい、何もつけなくてもレタスの美味しさをかみしめることができてびっくりしました。

その日の晩御飯は夢中でトマトとレタスを頬ばり終わりました。翌朝蒸して食べたのがトウモロコシです。甘さにびっくりしました。子どものころ兄弟で取り合って食べたのを思い出しました。なんか体だけでなくて心も元気になるのを感じました。

そこから有機野菜のトリコになりました。スーパーでは必ず有機野菜を選ぶようになりましたし、畑まで行って収穫体験までするようになりました。

こうした生活を送るようになって、あまり意識していませんでしたが、風邪をひきにくくなったのは事実です。上京してからやたら体調を崩しては風邪をひいたりしていましたが、全くひかなくなりました。

そして味覚が変わった気がします。有機野菜はシンプルな調理法が一番だと思っているし、私自身そこまで自炊が得意ではないのでいつも簡単なものしか作りませんが、それでもとても美味しいです。

そうした生活は、無駄にからい物や味付けの濃いものが苦手になるように導いてくれました。出会えて本当によかったです。

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みなさまの体験談